発達障害のある中学生が「テストで点が取れない」理由と対処法
「勉強はしているのに、テストになると全然点が取れない」
そんな経験はありませんか。
授業中はわかっていたはずなのに、テスト用紙を前にすると頭が真っ白になる。
計算は合っているはずなのに、答えを書き写すところでミスをしている。
時間が足りなくて最後の問題まで辿り着けない。
これらは「勉強不足」が原因ではありません。
テストという場面特有の難しさが、発達障害の特性と重なることで起きていることです。
この記事では、「点が取れない」状態がなぜ起きるのかを具体的に説明し、テスト中・勉強中それぞれの場面で今すぐ使える対処法を紹介します。
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目次
なぜ「勉強しているのにテストで点が取れない」と感じるのか

授業ではわかっているつもりでもテストになると解けない
授業中に先生の説明を聞いて「わかった」と感じていた。
問題を解いてみたら答えも合っていた。
なのにテストで同じタイプの問題を出されると、急に解けなくなる。
この現象が起きる主な理由は、「わかった」の状態が2種類あるからです。
1つは「答えを見たら納得できる」というレベルのわかり方。
もう1つは「自分の力だけで答えを導き出せる」というレベルのわかり方です。
テストで求められるのは後者ですが、授業中に感じる「わかった」は多くの場合前者です。
先生の説明を聞きながら「そうか、なるほど」と思うのは、ヒントがある状態での理解です。
ヒントのない状態、つまりテスト本番では、その「なるほど感」が再現されないことがあります。
発達障害の特性がある場合、この2つのわかり方の差が特に大きくなりやすくなっています。
「わかっている気がする」という感覚と「実際に解ける」という状態のあいだに、大きなギャップがあることを知っておくことが最初の一歩です。
できる問題とできない問題の差が大きい
テストを見返すと、満点に近い単元と0点に近い単元がはっきり分かれていることがあります。
「得意なところは完璧なのに、苦手なところは全部できていない」という結果です。
この「差の大きさ」も発達障害の特性と関係しています。
興味が向いている分野や、一度完全に理解できた内容は非常に高い精度で覚えられます。
一方、苦手意識がある分野や、理解が「なんとなく」で止まっている分野は、テストで問われると急にできなくなります。
「全部を平均的にできるようにしよう」としても、得意分野に比べて苦手分野の習得に時間がかかるため、あきらめてしまいがちです。
しかし実際のテストでは、苦手分野でも「部分点」「基本問題だけ」という形で点数を取ることは十分可能です。
「苦手分野を完璧にしよう」ではなく「苦手分野の簡単な問題だけ取る」という目標設定に切り替えると、点数が変わってくることがあります。
本番になるとミスが増えてしまう
家で練習するときはほとんどミスしないのに、テスト本番では計算ミス・写し間違い・解答欄のズレが増える。
この「本番でのミスの増加」も、発達障害のある中学生に非常によくある現象です。
テスト本番では、家での練習と違うことがいくつか起きています。
まず「緊張」があります。
ADHDの特性がある場合、緊張や焦りがあると注意の制御がさらに難しくなり、普段しないような単純ミスが増えます。
次に「時間のプレッシャー」があります。
「早く解かなければ」という焦りが、普段より雑な計算や読み飛ばしを引き起こします。
さらに「新しい環境」の影響もあります。
教室の中で周囲の鉛筆の音、先生が歩く音、隣の人の消しゴムのカス。
そういった感覚刺激が、集中力を奪うことがあります。
これはASDの感覚過敏の特性がある場合、特に強く影響します。
「本番に弱い」のではなく、本番だけに起きる複数の条件が重なっているだけです。
その条件に事前に対策を準備しておくことで、本番でのミスを減らせます。
テストで点が取れないときに起きている具体的な場面

問題の意味を読み違えてしまうとき
問題を読んで「こういう意味だ」と判断して解いたのに、実は全然違う意味の問題だった。
たとえば、
「次のうち正しくないものを選びなさい」という問題を、「正しいものを選びなさい」と読み間違えてしまう。
「〜の理由を書きなさい」という問題なのに「〜を説明しなさい」と理解して、答え方がずれてしまう。
このような読み違いが起きやすい理由の1つは、問題文を「最初から最後まで正確に読む」ことが難しい場合があるからです。
文章を読むとき、重要なキーワードが後半に来ていることに気づかず、最初のほうだけで内容を判断してしまうことがあります。
こういうとき、やることは1つです。
問題を読み終わったあと、解き始める前に「何を問われているか」を一言で確認します。
具体的には、問題文の最後の一文に線を引いておく。
「〜を求めなさい」「〜を選びなさい」「〜を書きなさい」という指示の部分だけを先に確認してから解き始めると、読み違いが減ります。
計算ミス・書き間違いが増えるとき
計算のプロセスは正しいのに、途中で数字を写し間違える。
答えは合っているのに、解答欄に書くときに違う数字を書いてしまう。
小数点の位置がずれる。
記号を書き忘れる(マイナス記号、単位など)。
これらのミスは「雑だから」起きているわけではありません。
一度に処理しなければならない情報が多いとき、手が先に動いてしまって確認が後回しになることで起きています。
このとき使える対策が「書きながら確認する」です。
数字を書いたら、書いた直後に声に出さず目で確認する(「5、確認」「マイナス3、確認」など)。 この「書く→確認」のセットを1ステップとして習慣化すると、後でまとめて見直すより確実にミスが減ります。
また計算を行うときは、式を必ず縦に整列させて書く習慣をつけましょう。
横に書き並べると、位がずれたり数字が重なったりして見間違いが起きやすいです。
時間が足りず最後まで解ききれないとき
テストが返ってきたとき、最後の数問が空白だった。
解いていれば点が取れた問題なのに、時間が足りなくて手がつけられなかった。
時間が足りなくなる主な原因は2つあります。
1つは「難しい問題に時間をかけすぎること」。
もう1つは「問題を読む時間が長くなりすぎること」です。
対策として、テストが始まったら最初の1〜2分で全体を「ざっと見る」時間を作りましょう。 問題の数と難しそうな問題の場所を確認するだけでいいです。 そのうえで「この問題は1分」「この問題は3分」という大まかな時間の目安を頭の中で決めておきます。
もし1問で詰まったら、そこで粘らずに「?」と書いて次の問題に進みましょう。
最後まで解き終えてから「?」の問題に戻るほうが、途中で止まり続けるより確実に点数が上がります。
途中まではできたのに最後で間違えるとき
問題の前半部分は正しく解けているのに、最後のステップで答えを間違える。
数学で言えば、式は正しく立てられているのに計算の最後でミスをする。
国語で言えば、文章の意味はわかっているのに、まとめる段階で的外れな答えを書いてしまう。
この「最後のステップでのミス」は、問題を解くプロセスの中でワーキングメモリ(頭の中の作業スペース)が限界に近づいているときに起きやすいです。
前半の処理に集中しすぎて、最後の段階で確認する余裕がなくなってしまいます。
対処法は「最後のステップを解いたら、必ず問いに戻る」というルールを決めることです。
問題を解き終えたと思ったら、もう一度問題の最後の一文を読みます。
「求められていること」と「自分が書いた答え」が対応しているかを確認してから次の問題に進む、というワンステップを加えるだけでミスが大きく減ります。
発達障害の特性と「点が取れない」問題の関係

注意がそれやすくミスが増えやすい
ADHDの特性がある場合、注意が持続しにくいという特徴があります。
テスト中に集中が途切れると、その瞬間に「今どこを解いているか」「前のステップで何を計算したか」がリセットされてしまいます。
気づいたら全然違うことを考えていた、という状態がテスト中にも起きます。
テスト中に集中が途切れたと気づいたら、やることを1つ決めておきましょう。
おすすめは「今持っている鉛筆で、問題文の最初の行をなぞる」です。
手を動かすことで注意が問題に戻りやすくなります。
頭の中で「今何をするか」を一言つぶやくのも効果的です(「次の問題を読む」など)。
ワーキングメモリの負荷で途中の手順を忘れる
ワーキングメモリとは、頭の中で一時的に情報を保持しながら処理する能力のことです。
発達障害のある場合、このワーキングメモリの容量が小さかったり、使い方に特徴があったりすることがあります。
テスト中に「3ステップある計算の、2ステップ目が終わったところで最初に何を求めていたかを忘れる」という状態は、ワーキングメモリの負荷が原因で起きています。
対策は「途中の情報を頭の外に出す」ことです。
計算の途中結果は必ず書き留める。
問題を解くステップを余白に番号で書いておく(①→②→③)。
「頭の中で覚えておこうとしない」ことが最も重要です。
テスト用紙の余白は全部使っていいです。
問題文を正確に読み取るのが難しい
長い問題文、複数の条件が含まれた問題文は、読み取りに時間がかかるだけでなく、どこが重要かを判断しながら読むことが難しいことがあります。
ASDの特性として、文章の文字通りの意味に注目しやすく、行間や意図を読み取ることが難しい場合があります。
「〜について述べなさい」という問いに対して、問われていない方向から答えてしまうことがこれにあたります。
問題文を読むときのルールを1つ決めておきましょう。
「問題文の最後の一文に線を引いてから解き始める」というルールです。
最後の一文には「何を答えればいいか」が必ず書いてあります。
それだけ確認してから解くだけで、読み違いの頻度が下がります。
見直しが苦手でミスに気づきにくい
「見直しをしなさい」と言われてもどこを見ればいいかわからない。
一度書いた答えが正しく見えてしまって、ミスに気づけない。
これは「自分が書いたものを客観的に見る」という作業が難しいときに起きます。
一度正解だと判断した答えは、見直しをしても同じ判断をしてしまいがちです。
見直しで本当に機能する方法は、「答えだけを見る」ではなく「別の方法で答えを確かめる」ことです。
たとえば、
計算の答えを確かめるなら、元の式に答えを代入して成り立つか確認する。
文章問題なら、答えを問題文の空欄に当てはめて読んでみて、文章として意味が通るか確認する。
「合っているかどうか」を直接判断するより、「別の角度から確認する」ほうが、ミスに気づきやすくなります。
テストで点を取るための具体的な対処法

問題を解く前に確認するポイントを決めておく
テストが配られたら、すぐに解き始めるのではなく最初の1〜2分で次の3つを確認しましょう。
- 問題の数を数える(何問あるか)
- 問題用紙と解答用紙が一致しているか確認する
- 一番難しそうな問題に「★」をつけておく
この3つを終えてから解き始めると、時間切れで最後の問題が空白になるリスクが下がります。
また、解き始める前に各問題の最後の一文に線を引いておく習慣をつけると、読み違いが大幅に減ります。
ミスしやすいところを先に意識する
自分がどこでよくミスをするかを事前に知っておくことが重要です。
テスト直前に「自分のミスのパターン」を3つだけ書いたメモを作っておきましょう(テスト中は見られませんが、直前に確認するだけでミスが減ります)。
ミスのパターンの例としては次のようなものがあります。
- 「負の数の計算で符号を間違える」
- 「問題の最後の条件を読み飛ばす」
- 「解答欄を1つずらして書いてしまう」
こういったパターンが自分の中にあると気づいているなら、そのパターンが起きやすい場面でだけ意識的に立ち止まる習慣をつけましょう。
たとえば符号のミスが多い人は、マイナスの記号が出てきたときに「符号確認」と心の中でつぶやいてから先に進みます。
時間の使い方をあらかじめ決めておく
50分のテストなら、次のような配分を事前に決めておくとよいです。
- 最初の1〜2分:全体確認と難問に★をつける
- 最初の30〜35分:解ける問題を順番に解く
- 残り10〜15分:★の問題に戻る、見直し
この配分を「テストの種目ごと」に事前に考えておきましょう。
数学50分なら「計算問題は1問2分、文章題は1問5分」というように目安を持っておくと、1問で詰まったときに切り上げる判断がしやすくなります。
詰まった問題には「?」と書いてすぐ次に進む、というルールを自分に課しておきましょう。
「あと少しで解けそう」という感覚でも、2分以上止まっているなら次に進むほうが全体の点数は上がります。
見直しのやり方を固定する
「見直し」を漠然とやっても、ミスには気づきにくいです。
次の手順を固定することで、見直しの効果が上がります。
- 解答欄の番号がずれていないか確認する(解答欄と問題番号が対応しているか)
- 計算問題は、答えを元の式に代入して確かめる
- 文章問題は、答えを問題文の空欄に当てはめて読んでみる
- 単位・記号・符号が抜けていないか確認する
この4ステップを「見直しの手順」として固定しておくと、何を見ればいいかわからないという状態を防げます。
全問やる必要はなく、自分がミスしやすいと感じた問題だけに絞って行うだけで十分です。
テストで結果につながる勉強の進め方

解ける問題を確実に増やす
勉強で最もやりがちな間違いは「難しい問題ばかりを練習する」ことです。
難しい問題が解けるようになっても、基本問題でのミスが続く限り点数は上がりません。
まず「確実に解ける問題」の数を増やすことを目標にしましょう。
具体的には、テストの問題を3段階に分けます。
- A:いつでも解ける問題
- B:解けるときと解けないときがある問題
- C:まったく解けない問題
勉強の時間は、AではなくBの問題に集中します。
Bの問題を「いつでも解けるA」に昇格させることが、点数アップへの一番の近道です。
Cの問題は今は後回しにして構いません。
間違えた問題の直し方を変える
問題を間違えたとき、解答を見て「そういうことか」と確認するだけで終わっていませんか。
それだけでは、同じ問題が出てきたときにまた間違えます。
間違えた問題の直し方は次の3ステップで行いましょう。
- 解答を見ずに、もう一度自分で解いてみる
- 解けなければ、解答の最初の1ステップだけ見て、そこから先をまた自分で解いてみる
- 「なぜそのステップが必要なのか」を一言で書いておく(例:「÷2するのは面積の公式だから」)
「解答を見て理解する」と「自分で再現できる」は別の作業です。 3
ステップの直し方をするだけで、同じ問題で2度間違えることが大幅に減ります。
テスト形式で練習する
テストで点が取れない理由のひとつは「テスト本番の形式に慣れていない」ことです。
家での勉強は、教科書を見ながら、時間を気にせず、間違えたらすぐ確認できる環境でやることが多いでしょう。
しかし本番は「教科書なし・時間制限あり・その場で訂正できない」という形式です。
家でも「テスト形式の練習」を週1回以上取り入れましょう。
具体的には次のとおりです。
- 教科書・ノート・プリントを全部閉じる
- タイマーを20分にセットする
- 問題集の1ページ分を、タイマーが鳴るまでに解く
この練習を続けると、時間のプレッシャーに慣れ、本番でのパフォーマンスが安定してきます。
最初は時間が全然足りなくても構いません。
「時間内に解こうとする」という経験を積むことが目的です。
短い時間で繰り返し復習する
「テスト前日に3時間勉強する」より「毎日10分ずつ復習する」ほうが、記憶への定着率が高いです。
これは「分散学習」と呼ばれる、脳の仕組みとして証明されていることです。
毎日10分の復習でやることは次のとおりです。
- 今日の授業で間違えた問題か、「?」をつけた問題を1問だけ解き直す
- 解けたら「なぜそうなるのか」を一言で書く
- 解けなければ、解答の最初のステップだけ見て再挑戦する
10分を毎日続けると、1か月で約300分の復習時間になります。
前日に一気にやる勉強よりも長く、しかも定着率がずっと高いです。
それでも点が取れないときの対処法

どこで間違えたのかを具体的に確認する
テストが返ってきたとき、点数だけを見て終わっていませんか。
点数だけを見ても、次のテストで点数が上がる情報は何も得られません。
テストが返ってきたら、次の3つを確認しましょう。
- 間違えた問題を全部書き出す
- 各問題について「どのステップで間違えたか」を確認する(問題の読み間違い・計算ミス・手順の間違いなど)
- ステップごとに分類して、一番多いミスのタイプを特定する
たとえば「計算ミス3問、読み間違い2問、手順の間違い1問」という結果になったとします。
この場合、次の勉強では「計算の確認方法」を変えることが最優先です。
点数が低くても、ミスのパターンがわかれば次のテストで改善できます。
自分のミスのパターンを知る
間違えた問題を分析していくと、同じパターンで繰り返しミスをしていることに気づくことがあります。
よくあるミスのパターンは次のとおりです。
- 問題文の最後の条件を読み飛ばす
- 解答欄に写すときに数字を間違える
- 負の数の計算で符号を間違える
- 単位を書き忘れる
- 選択問題で「正しくないものを選べ」を「正しいものを選べ」と読む
こういったパターンがわかったら、そのパターンをテスト直前に確認できるメモにまとめておきましょう。
「自分のミスリスト」として、テスト前に3分眺めるだけでもミスが減ります。
これはテスト勉強の中で最もコスパの高い取り組みの一つです。
一人で抱えず先生に相談する
「勉強しているのに点が取れない」という状態が続いているなら、一人で原因を探し続けるより、先生に相談するほうが解決が早いことがあります。
先生への相談で大切なのは「どこがわからないか」を具体的に伝えることです。
「なんとなく点が取れません」ではなく、次のように伝えましょう。
- 「テストで計算問題は解けていたのに、文章題だけいつも間違えています」
- 「間違えた問題を見ると、問題文の読み間違いが多くあります。問題文の読み方を教えてもらえますか」
このように「どの場面で・どんなミスが起きているか」を整理してから相談すると、先生も的確なアドバイスをしやすくなります。
もし先生への相談自体が難しい場合は、質問を紙に書いて先生の机に置く、またはメモを渡すだけでも伝わります。
口頭で話しかけることだけが相談の方法ではありません。
テストで点を取るためのチェックリスト

テスト前・テスト中・テスト後の場面ごとにやることをまとめました。
「今日の自分」に当てはまる場面のリストを確認してみましょう。
テスト前日のチェックリスト
- 間違えたことがある問題を1問解き直した
- 「自分のミスのパターン」を3つ書き出したメモを作った
- テスト形式(教科書を閉じて・タイマーをセットして)で1回練習した
- 解答欄の確認方法(解答欄番号のズレ確認)を頭に入れた
テスト開始直後のチェックリスト
- 問題の数を確認した
- 難しそうな問題に「★」をつけた
- 各問題の最後の一文に線を引いた
- 時間の大まかな配分を決めた(例:計算問題は1問2分)
テスト中のチェックリスト
- 詰まった問題には「?」を書いてすぐ次に進んだ
- 途中の計算は全部余白に書き出した(頭の中だけで計算しなかった)
- 答えを解答欄に書くとき、書いた直後に確認した
- 問いに対する答えになっているか、最後の一文に戻って確認した
テスト後(見直し)のチェックリスト
- 解答欄の番号がずれていないか確認した
- 計算問題の答えを元の式に代入して確かめた
- 単位・記号・符号が抜けていないか確認した
- 自分がミスしやすいパターンの問題だけ重点的に見直した
テスト返却後のチェックリスト
- 間違えた問題を全部書き出した
- 「読み間違い・計算ミス・手順の間違い」のどれかに分類した
- 一番多かったミスのタイプを特定した
- そのミスに対応する「自分のミスのパターンメモ」を更新した
まとめ
「勉強しているのにテストで点が取れない」という状態は、努力が足りないからではありません。
「テストという場面特有の条件」
「時間のプレッシャー」
「新しい環境・ヒントなしで解くという状況」
これらが、発達障害の特性と重なることで起きています。
この記事で紹介した対処法をまとめると次のとおりです。
- テスト開始直後の1〜2分で全体確認をして、難問に★をつける
- 問題文の最後の一文に線を引いてから解き始める
- 途中の計算は全部余白に書き出して、頭の中だけで処理しない
- 詰まった問題には「?」を書いてすぐ次に進む
- 見直しは「答えを別の方法で確かめる」という手順を固定する
- テストが返ってきたら点数ではなくミスのパターンを確認する
一度に全部やろうとしなくて大丈夫です。
この中で「自分にできそうなこと」を1つ選んで、次のテストで試してみましょう。
1つのやり方が習慣になれば、次の1つに進めます。
その積み重ねが、少しずつ点数に変わっていきますよ。
発達障害・グレーゾーン専門の
オンライン家庭教師のソウガク
発達障害・グレーゾーンのお子様の特性を理解しながら、スモールステップで自信をつけるオンライン家庭教師のソウガク。
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