苦手を克服せず得意を活かす! 発達障害の特性に合った中学生の受験勉強法とは

苦手を克服せず得意を活かす! 発達障害の特性に合った中学生の受験勉強法とは
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受験勉強というと、「苦手な教科をなくさないといけない」「弱点を克服しなければ合格できない」と思っている人も多いかもしれませんね。

特に、発達障害の特性があると、苦手なことに取り組むのがとてもつらく感じられることがあります。

何度やっても覚えられない、集中が続かない、他の人と同じやり方ではうまくいかない。

そんな経験をしている中学生は少なくありません。

でも、受験勉強は必ずしも「苦手を直す」ものではありません。
みなさんの得意なことを活かして点数を取る方法もあります。

この記事では、ADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)、限局性学習症(SLD)といった発達障害の特性がある中学生に向けて、「得意を活かした受験勉強の方法」を具体的に紹介します。
診断を受けていない人でも、特性に当てはまると感じる部分があれば、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事を読むことで、なぜ苦手を克服しなくても受験で戦えるのか、自分の特性に合った勉強法はどんなものか、得意を活かした勉強計画の立て方、そして得意を点数につなげるための具体的な工夫などが分かります。

受験は、自分に合ったやり方で進めて大丈夫!
この記事が、自分自身の勉強法を見つけるきっかけになればうれしく思います。

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苦手を克服しなくても受験は戦える

苦手を克服しなくても受験は戦える

なぜ受験勉強は「苦手を直すもの」になりやすいのか

学校や塾では、「全教科をバランスよく」「苦手をなくそう」という指導がよく行われます。
テストで点数が低かった教科には、たくさん時間をかけるように言われることも多いでしょう。

こうしたアドバイスには理由があります。
それは、入試では複数の教科が出題されるため、極端に点数が低い教科があると、全体の合計点が下がってしまうからです。

また、多くの人にとっては、苦手なことでも練習を重ねれば、ある程度はできるようになるという前提があります。
だからこそ、「苦手克服」が受験勉強の中心になりやすくなります。

しかし、この考え方がすべての人に合うわけではありません。
特に、発達障害の特性がある人にとっては、苦手を直すことに時間をかけすぎると、かえって成果が出にくくなることがあります。

発達障害の特性があると、その考え方がつらくなりやすい理由

発達障害の特性がある人の中には、苦手なことに取り組むときに、次のような困難を感じることがあります。

まず、何度練習しても身につかないことがあります。
例えば、漢字を繰り返し書いても覚えられない、計算ミスがどうしても減らない、文章を読んでも内容が頭に入ってこない、といった経験です。
これは努力が足りないのではなく、脳の特性が関係していることがあります。

次に、苦手なことに向き合うこと自体が、強いストレスになることがあります。
やらなければいけないと分かっていても、机に向かうのがつらくなったり、勉強を始めてもすぐに集中が切れたりします。
その結果、自分を責めてしまい、勉強そのものが嫌になってしまうこともあります。

さらに、苦手な部分に時間をかけすぎると、得意なことを伸ばす時間が減ってしまいます。
本来なら点数を稼げるはずの教科や分野に力を注げなくなり、結果的に全体の点数が伸び悩むことにもつながります。

このように、苦手克服を中心にした勉強法は、あなたにとって効率が悪いだけでなく、心の負担も大きくなりやすくなってしまいます。

得意を使った方が結果につながりやすいケースがあること

受験で大切なのは、合格に必要な点数を取ることです。
すべての教科で高得点を取る必要はありません。

例えば、5教科の入試で500点満点だとします。
このとき、すべての教科で80点を取るのも、得意な教科で90点や100点を取り、苦手な教科は60点でも、合計点が同じなら結果は変わりません。
(※入試の配点や合否の決まり方は地域や学校で異なるため、志望校の方式に合わせて確認しましょう)

むしろ、得意なことに集中した方が、効率よく点数を伸ばせることがあります。
暗記が得意な人は、覚える量が多い教科で確実に点を取れます。
理解力がある人は、難しい問題でも解けるようになります。
集中できる時間が短い人でも、その時間に合った勉強法を見つければ、しっかり成果を出せます。

大切なのは、自分の特性を知り、それに合った方法で勉強することです。
苦手を無理に直そうとするのではなく、得意を活かす発想に切り替えることで、受験勉強の負担は大きく減り、結果も出やすくなります。

発達障害の特性に合った「得意の活かし方」

発達障害の特性に合った「得意の活かし方」

暗記が得意な人が点につなげやすい勉強法

発達障害の特性がある人の中には、興味のあることや決まったパターンのあるものを、驚くほど正確に記憶できる人がいます。
これは、ASDのある人の中には、こうした強みが見られる場合もありますし、ADHDの人でも、自分が関心を持った情報に対しては強い記憶力を発揮することがあります。
診断がなくても、暗記が得意だと感じている人には、この方法が役立ちます。

暗記が強みになる教科・分野

暗記が得意な人にとって有利な教科や分野は、次のようなものです。

社会科では、歴史の年号や出来事、地理の地名や特産物、公民の用語などが挙げられます。
これらは覚えた内容がそのまま点数になりやすいため、暗記力を直接活かせます。

理科も、生物の名前や体のつくり、化学式や元素記号、天体の動きなど、暗記で対応できる問題が多くあります。

英語では、単語や熟語、文法のルールを覚えることが得点につながります。
特に、単語の意味をたくさん知っていると、長文読解でも有利になります。

国語でも、漢字の読み書きや、古文・漢文の単語、文法事項などは暗記で対応できます。

数学は暗記だけでは解けないと思われがちですが、公式や解き方のパターンを覚えておくことは、問題を解く上で大きな助けになります。

覚えることを得点に変える勉強の流れ

暗記が得意な人が点数を取るためには、次のような流れで勉強を進めるとよいでしょう。

まず、覚える内容を整理します。
教科書や参考書、学校のプリントなどから、テストに出そうなポイントをリストアップしてください。
このとき、自分で情報をまとめ直すと、より頭に残りやすくなります。

次に、実際に覚える作業をします。
声に出して読む、書いて覚える、目で見て覚えるなど、自分に合った方法を使ってください。
人によって、覚えやすい方法は違います。何度か試してみて、自分に合ったやり方を見つけましょう。

そして、覚えた内容を確認します。
単語カードやアプリを使ったり、自分でテストを作ったりして、きちんと記憶できているかチェックしてください。

最後に、問題演習で実際に使ってみます。
暗記した内容を、テスト形式の問題で正しく答えられるかを確かめることで、本番でも点数につながる力が身につきます。

覚えたことを何度も反復することも大切です。
一度覚えても、時間が経つと忘れてしまうことがあります。
定期的に復習する時間を作ることで、記憶を定着させることができます。

暗記が得意な人が避けた方がいい勉強のやり方

暗記が得意だからといって、すべてを丸暗記しようとするのは避けた方がよいでしょう。

例えば、数学の応用問題や、国語の読解問題など、考える力が必要な分野では、暗記だけでは対応しきれません。
こうした問題に時間をかけすぎると、得意な暗記問題で点を取る時間が減ってしまいます。

また、暗記する内容が多すぎると、混乱してしまうこともあります。
すべてを完璧に覚えようとするのではなく、優先順位をつけて、出題されやすい内容から覚えるようにしましょう。

さらに、暗記したことを使う練習をしないまま本番を迎えると、覚えていても答案に書けないことがあります。
暗記と問題演習は、セットで進めることが大切です。

理解力が強い人が有利になる学習の進め方

発達障害の特性がある人の中には、物事の仕組みや理屈を深く理解することが得意な人もいます。
特に、ADHDのある人でも、関心が強い分野では記憶が定着しやすいことがあります。
診断がなくても、「なぜそうなるのか」を考えるのが好きな人や、理屈が分かると納得できる人には、この方法が向いています。

理解型の人に向いている勉強の順番

理解力がある人は、次のような順番で勉強を進めると、効率よく力をつけることができます。

まず、基本的な考え方や仕組みをしっかり理解します。教科書や参考書の説明を丁寧に読み、なぜそうなるのかを納得するまで考えてください。
分からないところは、図や動画を見たり、先生に質問したりして、理解を深めましょう。

次に、理解した内容を使って、基本問題を解いてみます。
ここでは、答えを出すことよりも、解き方の流れを確認することが大切です。

そして、少しずつ難しい問題に進んでいきます。
理解力がある人は、応用問題や思考力を問う問題でも、論理的に考えることで正解にたどり着ける場合が多いでしょう。

最後に、自分の解答を見直して、考え方が正しかったかを確認します。
間違えた問題は、どこで間違えたのかを分析することで、次に同じミスをしないようにできます。

理解を答案に反映させる工夫

理解力があっても、それを答案に正しく書けなければ、点数にはつながりません。

テストでは、考えた内容を文章や式で表現する必要があります。
頭の中では分かっていても、それを相手に伝わる形で書くのは、また別の技術です。

そのため、普段の勉強でも、答えを書く練習をしておくことが大切です。
途中の計算や考え方を省略せずに書く、答えの単位を忘れずにつける、記述問題では結論を明確にするなど、細かい部分に気をつけましょう。

また、過去問や模試を解いたあとは、模範解答と自分の解答を見比べて、どう書けば点がもらえるのかを確認してください。

理解力があってもつまずきやすい点

理解力がある人でも、次のような点でつまずくことがあります。

一つは、理解に時間がかかりすぎることです。
納得するまで考え続けてしまい、勉強が進まなくなることがあります。
分からないところは一旦飛ばして、後で戻ってくる判断も必要です。

もう一つは、暗記が苦手な場合です。
理屈は分かっていても、覚えなければならない内容が頭に入らないと、得点につながりません。
例えば、英単語や歴史の年号など、暗記が必要な部分は、別の方法で補う工夫が必要です。

また、理解していることと、速く解けることは別です。
試験には時間制限があるため、理解していても、時間内に解き終わらなければ点数になりません。
過去問を使って、時間配分の練習もしておきましょう。

作業スピードに差がある人の受験勉強の組み立て方

発達障害の特性がある人の中には、読む、書く、計算するといった作業に、他の人より時間がかかる人もいます。
限局性学習症(SLD)の特性として、読字や書字に困難がある場合や、ADHDの特性で注意が散りやすく作業が遅くなる場合などがあります。
診断がなくても、作業に時間がかかると感じている人は、この方法を参考にしてくださいね。

速さではなく正確さを活かす考え方

作業スピードが遅いことは、必ずしも不利ではありません。
むしろ、丁寧に取り組むことで、正確さを武器にすることができます。

受験では、速く解くことよりも、解ける問題を確実に正解することの方が大切です。
ミスが少ない人は、それだけで他の人より有利になります。

そのため、勉強するときも、速さを競うのではなく、正しく解くことを優先しましょう。
問題を一つひとつ丁寧に読み、計算や記述を慎重に進めることで、正答率を高めることができます。

また、時間をかけても解ける問題と、時間をかけても解けない問題を見分けることも大切です。
解ける問題に時間を使い、解けない問題は潔く飛ばす判断ができれば、限られた時間でも点数を取ることができます。

制限時間がある試験への向き合い方

作業スピードが遅い人にとって、試験の制限時間は大きな課題です。
しかし、工夫次第で対応することは可能です。

まず、試験の問題構成を事前に知っておきましょう。
これには、過去問を見て、どの問題に何分かけられるかを計算してみるといいでしょう。

次に、解く順番を決めておきます。
自分が得意な問題や、確実に解ける問題から取り組むことで、時間内に取れる点数を最大化できます。

また、すべての問題を解こうとしないことも大切です。
難しい問題に時間をかけすぎると、解ける問題に手をつけられなくなります。
自分が取るべき問題と、捨ててもよい問題を区別しましょう。

普段の勉強でも、時間を計って問題を解く練習をしておくと、本番で落ち着いて対応できます。
ただし、速く解こうと焦りすぎると、かえってミスが増えることもあります。
自分に合ったペースを見つけることが大切です。

作業量で勝負しない勉強計画の考え方

作業スピードが遅い人が、他の人と同じ量の勉強をしようとすると、時間が足りなくなります。
そのため、量ではなく質を重視した勉強計画を立てることが必要です。

例えば、問題集を何冊もこなすのではなく、一冊を繰り返し解いて、確実に身につけるやり方があります。

また、すべての範囲を勉強しようとせず、出題されやすい分野や、自分が点を取りやすい分野に絞って勉強することも有効です。

勉強時間も、長く取ればよいわけではありません。
集中できる時間に、必要なことだけを効率よく進める方が、成果は出やすくなります。

自分のペースを大切にしながら、無理のない計画を立てることが、長く勉強を続けるコツです。

集中の波がある人が勉強を続けやすくする工夫

発達障害の特性がある人の中には、集中力に波がある人も多くいます。
特に、ADHDの特性がある人は、興味のあることには深く集中できる一方で、関心が薄いことには集中が続かないことがあります。
また、疲れやストレス、環境の変化などでも、集中力は大きく変動します。
診断がなくても、集中が続かないと感じている人には、この方法が役立ちます。

集中できる時間を前提にした勉強法

集中力が続かないことを無理に直そうとするのではなく、集中できる時間を前提にして勉強を組み立てることが大切です。

まず、自分がどれくらいの時間なら集中できるのかを知りましょう。
10分、20分、30分と、人によって違います。
タイマーを使って、実際に測ってみるとよいでしょう。

次に、その時間に合わせて勉強内容を区切ります。
例えば、20分集中できるなら、20分で終わる課題を設定してください。
英単語を10個覚える、数学の問題を3問解く、理科のまとめを1ページ読むなど、具体的な目標を決めます。

そして、集中できる時間が終わったら、一度休憩を入れます。無理に続けようとすると、かえって効率が落ちてしまいます。
5分から10分程度、席を立ったり、飲み物を飲んだりして、気分転換をしてください。

このように、短い集中と休憩を繰り返すことで、無理なく勉強を続けることができます。

短時間でも成果を残しやすい方法

集中できる時間が短い人でも、工夫次第でしっかり成果を出すことができます。

一つは、優先順位をつけることです。
その日にやるべきことの中で、一番大切なものから取り組むようにしましょう。
集中力が高いうちに、重要な勉強を終わらせることができます。

もう一つは、勉強の内容を細かく分けることです。
大きな課題を一度に終わらせようとすると、途中で集中が切れてしまいます。
小さなステップに分けて、一つずつクリアしていく方が、達成感も得られて続けやすくなります。

また、集中しやすい環境を整えることも大切です。
静かな場所で勉強する、スマートフォンを別の部屋に置く、机の上を整理するなど、自分が集中できる条件を見つけてくださいね。

集中が切れたときの立て直し方

集中が切れてしまったとき、無理に続けようとすると、かえって勉強が嫌になってしまいます。
そんなときは、立て直す方法を知っておくと安心です。

まず、一度勉強から離れることです。席を立って体を動かしたり、軽いストレッチをしたりすると、気分がリフレッシュされます。

次に、勉強する内容を変えてみることも有効です。
数学に集中できなくなったら、英語に切り替える、暗記に疲れたら問題を解いてみるなど、違う種類の勉強をすることで、また集中できることがあります。

また、その日の勉強をいったん終わりにする判断も必要です。
無理をして続けても、効率が悪いだけです。
早めに切り上げて、次の日に備える方が、長い目で見れば勉強を続けやすくなります。

大切なのは、集中が切れることを責めないことです。
誰にでもあることですし、あなたの特性として自然なことです。
自分を責めるのではなく、次にどうするかを考える方が、前に進みやすくなります。

苦手に時間をかけすぎない勉強計画の考え方

苦手に時間をかけすぎない勉強計画の考え方

受験勉強では、限られた時間をどう使うかが大切です。
苦手なことに時間をかけすぎると、得意を伸ばす時間が減ってしまいます。
ここでは、苦手との向き合い方と、得意を軸にした計画の立て方を紹介します。

苦手を最低限にする判断基準としては、まず、その教科や分野が、受験でどれくらいの配点を占めているかを確認しましょう。
配点が小さいものに時間をかけすぎるのは、効率がよくありません。

次に、苦手な部分の中でも、比較的取り組みやすいものと、どうしても難しいものを区別します。
少しの努力で点数が上がりそうなものは、最低限やっておく価値があります。
一方、何時間かけても改善が見込めないものは、思い切って捨てる判断も必要です。

例えば、数学の計算問題は解けるけれど、図形問題がまったく分からない場合、計算問題を確実に解けるようにすることに時間を使い、図形問題は最低限の公式だけ覚えておく、という選択もあります。

得意を軸にした時間配分では、まず自分の得意な教科や分野をはっきりさせます。そして、勉強時間の半分以上を、その得意な部分に使うようにしましょう。

得意な教科は、勉強していても苦痛が少なく、成果も出やすいため、モチベーションを保ちやすくなります。
また、得意な分野で高得点を取ることができれば、苦手な教科の点数が低くても、合計点でカバーできます。

ただし、苦手な教科を完全に無視するのは危険です。
極端に点数が低い教科があると、合格ラインに届かないこともあります。
最低限の点数を取れるように、基本的な内容だけは押さえておきましょう。

全部を完璧にしようとしない戦略も大切です。
受験は、満点を取る必要はありません。
合格点を超えればよいのです。

そのため、すべての問題を解けるようになろうとするのではなく、自分が解ける問題を確実に正解することを目指しましょう。
難しすぎる問題や、時間がかかりすぎる問題は、思い切って捨てる判断も必要です。

また、得意な教科でも、すべての範囲を完璧にする必要はありません。
出題されやすい分野や、自分が得点しやすい分野に絞って勉強することで、効率を上げることができます。

このように、完璧を目指さず、自分に合った戦略を立てることが、受験勉強を続けるコツです。

得意を活かした勉強を受験本番につなげるために

得意を活かした勉強を受験本番につなげるために

得意が点につながらないときの見直しポイント

得意を活かした勉強をしているのに、思うように点数が伸びないこともあります。
そんなときは、次のポイントを見直してみましょう。

まず、得意なことが、本当に得点につながる形になっているかを確認します。
例えば、暗記が得意でも、覚えた内容を問題で使えなければ、点数にはなりません。
問題演習を増やして、知識を使う練習をしてください。

次に、試験の傾向と自分の勉強がずれていないかをチェックします。
過去問を見て、どんな問題が出題されているかを確かめましょう。
自分が勉強している内容と、実際に出る問題が違っていれば、勉強の方向を修正する必要があります。

また、時間配分がうまくいっていない可能性もあります。
得意な問題に時間をかけすぎて、他の問題に手がつけられないことがあります。
模試や過去問を時間を計って解き、どこに時間を使うべきかを見直してください。

さらに、基礎的な部分が抜けていることもあります。
応用問題は解けるのに、基本問題でミスをしてしまうと、もったいないですよね。
簡単な問題こそ、丁寧に解く習慣をつけましょう。

得意を軸にした勉強を最後まで続けるコツ

受験勉強は、長い期間続けることが求められます。
得意を活かした勉強法を、最後まで続けるためのコツを紹介します。

一つは、小さな成果を確認することです。
テストの点数が上がった、問題が解けるようになった、といった変化を記録しておくと、自分の成長が実感できます。

もう一つは、無理をしないことです。
得意な勉強でも、やりすぎれば疲れてしまいます。
休憩を取る、好きなことをする時間を作るなど、バランスを大切にしましょう。

また、周りと比べないことも大切です。
他の人と勉強法が違っても、自分に合った方法を続ける方が、結果につながります。

さらに、困ったときには誰かに相談することも有効です。
先生や家族、友達など、信頼できる人に話すことで、気持ちが楽になることがあります。

自分に合った勉強法は途中で変えてもよい理由

勉強を続けていくうちに、最初は合っていた方法が、だんだん合わなくなることがあります。
それは自然なことです。

自分の得意や苦手は、勉強を進めるうちに変わることがあります。
最初は苦手だと思っていた分野が、実は得意だったと分かることもあります。

また、受験までの残り時間によっても、やるべきことは変わります。
時間に余裕があるときと、直前期では、勉強の仕方を変える必要があります。

勉強法を変えることは、悪いことではありません。
むしろ、自分の状態に合わせて調整できることは、とても大切な力です。

途中で勉強法を変えるときは、何がうまくいっていて、何がうまくいっていないのかを整理してから、新しい方法を試してみましょう。
そうすることで、自分に合った勉強法を見つけやすくなります。

まとめ

この記事では、発達障害の特性がある中学生に向けて、得意を活かした受験勉強の方法を紹介しました。

受験勉強は、苦手を克服することだけが目的ではありません。
みなさんの得意なことを使って、合格に必要な点数を取ることができれば、それで十分です。

暗記が得意な人は、覚えた内容を確実に点数に変える勉強を。
理解力がある人は、論理的に考える力を活かした学習を。
作業スピードに差がある人は、正確さを武器にした戦略を。
集中の波がある人は、短い時間でも成果を出せる工夫を。

それぞれの特性に合った方法で、無理なく勉強を続けることが、結果につながります。

苦手なことに時間をかけすぎず、得意を軸にした計画を立てること。
すべてを完璧にしようとせず、自分が取るべき点数を狙うこと。
そして、自分に合った勉強法を見つけ、それを信じて続けることが大切です。

今日から、まずは自分の得意なことを一つ見つけて、それを活かせる勉強を始めてみてくださいね。
自分に合ったやり方で、受験に向けて進んでいきましょう。

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