受験が近づくほど不安になる理由|発達障害のある中学生に合った勉強の組み立て方
受験が近づいてくると、不安な気持ちが強くなってきていませんか。
周りの人は落ち着いて見えるのに、自分だけが焦っているように感じることもあるかもしれません。
その不安は、あなただけのものではありません。
受験が近づいて不安を感じるのは、おかしいことでも変なことでもありません。
特に、発達障害のある人は、不安を感じやすい特性を持っていることが多くあります。
それは性格の問題ではなく、脳の働き方の違いによるものです。
この記事では、受験前の不安がどうして強くなるのか、その不安があるとどうして勉強が進みにくくなるのか、そして不安がある中でどうやって勉強を組み立てていけばいいのかについて説明していきます。
読み終わった後、少しでも気持ちが楽になって、今日からできることが見えてきてくれていたら幸いです。
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目次
受験が近づくほど不安が大きくなるのはなぜか

先の見えなさが不安を強くする
受験までの時間が少なくなってくると、ゴールがどこにあるのかが見えにくくなります。
合格するためには何点取れればいいのか、そのためにはどこまで勉強すればいいのか、今の自分がどのくらいの位置にいるのか、これらが分かりにくいために不安が大きくなっていきます。
例えば、目的地が見えている道を歩くのと、目的地が見えない道を歩くのでは、気持ちの重さが全く違います。
受験勉強も同じで、ゴールが見えない状態で進んでいくのは、とても不安なものです。
さらに、何をすればいいか分からない感覚が続くと、不安はどんどん大きくなります。
やることが多すぎて、どれから手をつければいいか分からない。今やっていることが本当に正しいのか分からない。
そういう状態が続くと、心が疲れてしまいます。
発達障害のある人は、こうした見通しの立てにくさに対して、より強く不安を感じやすい傾向があります。
脳の働き方の特性として、先のことを想像したり、計画を立てたりすることに苦手さを感じることが多いからです。
周りと比べてしまいやすくなる
受験が近づくと、友だちがどのくらい勉強しているか、どんな問題集を使っているか、どんな点数を取っているかが気になってきます。
自分と比べて、友だちの方が進んでいるように見えたり、自分だけが取り残されているように感じたりすることがあります。
この比較は、ほとんどの人がしてしまうものです。
でも、発達障害のある人は、この比較によって不安が大きくなりやすい傾向があります。
それには理由があります。
発達障害のある人は、周りの情報が一度にたくさん入ってきやすく、その中から必要な情報だけを選び取ることが難しいことがあります。
だから、友だちの様子が目に入ると、それが気になってしまい、自分のペースを保つのが難しくなるのです。
また、自分だけ遅れているように感じるのは、周りの人の見えている部分と、自分の見えている部分が違うからです。
友だちの勉強している姿は見えても、友だちが困っている部分や不安に思っている部分は見えません。
だから、友だちは順調に見えて、自分だけがうまくいっていないように感じてしまいます。
不安を感じやすいのは性格の問題ではない
受験前に不安を強く感じることは、性格が弱いからでも、気にしすぎているからでもありません。
発達障害の特性と不安には、深い関係があります。
発達障害のある人は、不安が強くなりやすいことや、不安障害が併存しやすいことが報告されています。
これは、危険を察知する能力が高いということでもあるのですが、日常生活の中では、不安を感じやすいという形で現れます。
また、これまでの経験の中で、うまくいかなかったことや、思っていた通りにならなかったことが積み重なっていると、新しいことに対して不安を感じやすくなります。
受験という大きな出来事を前にして、不安が大きくなるのは、むしろ自然な反応なのです。
だから、不安を感じている自分を責める必要はありません。
不安を感じやすいのは、あなたの脳の働き方の特性であり、それは変えられないものではないけれど、すぐに変わるものでもありません。
まずは、不安があることを認めて、その中でどうしていくかを考えていくことが大切です。
不安があると勉強が進みにくくなる理由

頭が疲れやすくなる
不安が強い状態が続くと、頭がとても疲れやすくなります。
不安を感じているとき、脳は常に警戒モードになっていて、たくさんのエネルギーを使っています。
だから、勉強をするための余裕がなくなってしまうのです。
考えること自体がしんどくなる感覚が出てきます。
問題を読んでも頭に入ってこない、答えを考えようとしても考えがまとまらない、少し勉強しただけで疲れてしまう。
こうした状態は、努力が足りないからではなく、不安によって脳が疲れているからです。
発達障害のある人は、もともと脳が疲れやすい傾向があります。
日常生活の中でも、周りの刺激を処理するのに多くのエネルギーを使っているからです。
そこに不安が加わると、さらに疲れやすくなります。
だから、不安がある時期は、普段よりも勉強の効率が落ちるのは当たり前のことです。
自分を責める必要はありません。
何から手をつけていいか分からなくなる
不安が強いと、勉強の優先順位が見えなくなります。
やることが山のようにあるように感じて、どれから手をつければいいのか分からなくなります。
この状態を、頭の中が真っ白になると表現する人もいます。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと思っているうちに、結局何も手がつかなくなってしまうのです。
発達障害のある人は、複数のことを同時に考えることや、優先順位をつけることが苦手な場合が多くあります。
不安がある状態では、この苦手さがより強く出てしまいます。
勉強の順番が見えなくなると、とりあえず目の前にある問題集を開いてみても、それが今やるべきことなのか分からず、結局身に入らないということが起こります。
やる気がないように見えてしまう理由
不安で勉強が進まない状態は、外から見ると、やる気がないように見えることがあります。
でも、実際には、やる気がないのではなく、やりたくてもやれない状態なのです。
頭の中では、勉強しなきゃと思っています。
焦る気持ちもあります。
でも、体が動かない、頭が働かない、そういう状態になっているのです。
これは、不安が強すぎて、行動に移すエネルギーが足りなくなっている状態です。
電池が切れかかっているスマートフォンのように、機能したくても機能できない状態だと考えると分かりやすいかもしれません。
この状態を周りの人は理解しにくいことがあります。
本人は苦しんでいるのに、外からは怠けているように見えてしまう。
これが、さらに本人を苦しめることになります。
でも、やる気がないように見える状態は、やる気がないのではなく、不安によって動けなくなっている状態なのだということを知っておいてくださいね。
勉強を一つのやり方にしなくていい

考える勉強と、見て確認する勉強を分ける
勉強には、いろいろな種類があります。
大きく分けると、考える勉強と、見て確認する勉強があります。
この二つを分けて考えることで、その日の状態に合わせて勉強を選べるようになります。
考える勉強とは、新しい問題を解いたり、分からないところを考えたり、応用問題に取り組んだりすることです。
これは、頭がしっかり働いている時にやる勉強です。
具体的には、数学の新しい単元の問題を解く、英語の長文読解に取り組む、理科の実験の考察問題を考える、といったことが考える勉強にあたります。
一方、見て確認する勉強とは、すでに覚えたことを確認したり、やったことのある問題をもう一度見直したり、単語や用語を眺めたりすることです。
これは、頭が疲れている時でもできる勉強です。
具体的には、英単語帳を見る、歴史の年表を眺める、これまで解いた問題の解答を読む、授業のノートを見返す、といったことが見て確認する勉強にあたります。
大切なのは、その日の状態に合わせて選んでいいということです。
頭が疲れている日は、見て確認する勉強だけでもいいのです。
完璧に覚えようとしなくても、見るだけでも十分意味があります。
調子がいい日は考える勉強を、調子が悪い日は見て確認する勉強を、というように使い分けることで、毎日何かしらの勉強を続けていくことができます。
勉強ができない日があっても大丈夫
毎日同じように勉強できなくても、それは普通のことです。
特に不安が強い時期は、勉強ができない日が出てくるのは当然です。
できない日があることを、自分を責める理由にする必要はありません。
人間の調子には波があります。
発達障害のある人は、その波が大きい傾向があります。
調子がいい日もあれば、悪い日もある。それは、誰にでもあることです。
できない日を責めてしまうと、罪悪感が生まれます。
その罪悪感が、さらに不安を大きくして、次の日もできなくなる、という悪い循環に入ってしまいます。
だから、できない日は、今日はできない日だと認めてしまっていいのです。
明日また少しずつやればいい。そう考えることで、続けていくことができます。
続けるための考え方として大切なのは、完璧を求めないことです。
毎日3時間勉強する、という目標を立てても、それができない日が続くと、もうやめたくなってしまいます。
でも、毎日少しでもいいから勉強に触れる、という考え方なら、続けやすくなります。
10分でもいい、5分でもいい、1ページでもいい。
そういう小さな単位で考えることで、できない日を減らしていくことができます。
不安が強い時期の勉強の組み立て方

一日の中でやることを少なく決める
不安が強い時期は、一日の中でやることを少なく決めることが大切です。
全部やろうとすると、結局何もできなくなってしまいます。
例えば、今日は英単語20個だけ見る、数学のプリント1枚だけやる、というように、やることを一つか二つに絞ります。
これなら、頭が疲れていてもできそうな気がしてきます。
全部やろうとしなくていいのです。
受験勉強というのは、すべての範囲を完璧にすることではありません。
できるところを増やしていくことです。
だから、一日に全部をやろうとする必要はありません。
発達障害のある人は、計画を立てすぎると、その計画通りにいかないことでストレスを感じやすい傾向があります。
だから、最初から計画は少なめに、できたら追加する、くらいの気持ちでいる方がうまくいきます。
やることを少なく決めると、終わったときの達成感も得やすくなります。
今日やることができた、という感覚は、次の日への力になります。
勉強時間より中身を意識する
受験勉強というと、何時間勉強したかを気にする人が多いですが、時間の長さよりも、何をやったかの中身の方が大切です。
3時間机に向かっていても、ぼんやりしている時間が多ければ、あまり意味はありません。
一方、30分でも集中して単語を覚えたり、問題を解いたりすれば、それは確実に力になります。
長さより種類を意識するというのは、時間の長さを気にするより、今日は何の科目のどんな内容をやったかを気にする、ということです。
例えば、今日は英語の単語を見た、明日は数学の問題を解いた、明後日は理科のノートを見返した、というように、種類を変えながら勉強していくことで、全体的にバランスよく勉強が進んでいきます。
発達障害のある人は、長時間集中することが難しい場合が多くあります。
だから、短い時間でも中身のある勉強をする方が、向いています。
時間で測ろうとすると、できなかったときに落ち込みます。
でも、中身で測れば、短い時間でも何かをやったことになります。
その積み重ねが、受験までの力になっていきます。
今日はここまででいいと決めておく
勉強を始める前に、今日はここまででいい、という終わりを決めておくことが大切です。
終わりが見えていると、安心して取り組むことができます。
例えば、この問題集の5ページまでやったら終わり、この単語帳の30番までやったら終わり、というように、具体的に決めます。
そして、そこまでやったら、もっとできそうでも、いったん終わりにします。
終わりを決めることで得られる安心感は、とても大きいものです。
ゴールが見えているから、そこまで頑張ろうと思えます。ゴールが見えないまま走り続けるのは、とてもしんどいことです。
また、終わりを決めておくことで、やりすぎを防ぐこともできます。
調子がいい日は、つい頑張りすぎてしまって、次の日に疲れが出ることがあります。
でも、終わりを決めておけば、そこで止められます。
発達障害のある人は、過集中という状態になることがあります。
一つのことに没頭しすぎて、時間を忘れてしまう状態です。
これは、その時はいいのですが、後で疲れが出てしまいます。
だから、終わりを決めておくことは、自分を守ることにもなります。
受験前の勉強で意識しておきたいこと

苦手を全部なくそうとしなくていい
受験勉強をしていると、自分の苦手なところが目につきます。
そして、その苦手を全部なくそうとしてしまいます。
でも、受験までの時間は限られています。
すべての苦手をなくすことは、現実的ではありません。
受験に必要な考え方は、満点を取ることではなく、合格点を取ることです。
合格点を取るためには、苦手を少し減らすよりも、できるところを確実にする方が効率的です。
例えば、英語の長文読解が苦手だとします。
この苦手を克服しようとして、毎日長文に取り組むのは一つの方法です。
でも、それで疲れてしまって他の勉強ができなくなるなら、英単語や文法など、できるところを確実にしていく方がいい場合もあります。
苦手なことに時間をかけすぎると、できることがおろそかになります。
できることを確実にしていく方が、点数につながりやすいのです。
分かっていることを確認する意味
新しいことを勉強することだけが、受験勉強ではありません。
すでに分かっていることを確認することも、とても大切な勉強です。
見て確認する勉強は、一見すると意味がないように思えるかもしれません。
でも、確認することで、記憶が強くなります。
一度覚えたことでも、確認しなければ忘れていきます。
確認することで、忘れにくくなります。
特に受験が近づいてきたら、新しいことを覚えるよりも、これまで勉強してきたことを確認する時間を増やしていくことが大切です。
発達障害のある人の中には、覚えたことが定着しにくかったり、思い出すのに時間がかかったりする人もいます。
だから、確認する作業は、より重要になります。
何度も見る、何度も確認する、これを繰り返すことで、少しずつ定着していきます。
確認する勉強は、頭が疲れていてもできます。
だから、調子が悪い日でも取り組めます。
そういう意味でも、確認する勉強は、受験前の大切な勉強なのです。
点につながりやすいところを意識する
勉強をするときに意識しておきたいのは、点につながりやすいところを優先するということです。
完璧を目指す必要はありません。
点につながりやすいところとは、基本的な問題、よく出る問題、配点が高い問題などです。
難しい応用問題を解けるようになることよりも、基本問題を確実に解けるようになる方が、点数は上がります。
受験では、難しい問題を解ける必要はありません。
みんなが解ける問題を確実に解ければ、合格できます。
だから、基本を大切にすることが、一番の近道なのです。
完璧を目指さない考え方は、不安を減らすことにもつながります。
完璧を目指すと、できないことばかりが目につきます。
でも、合格点を取ることを目指せば、できることを積み重ねていく感覚になります。
発達障害のある人の中には、「完璧にできないならやらない方がいい」と思い込みやすい人もいます。
完璧にできないと、やる意味がないと思ってしまうのです。
でも、受験は完璧を求められるものではありません。
できるところを増やしていけばいいのです。
不安が出てきたときの受け止め方

不安は出てきてもおかしくない
受験が近づけば、不安が出てくるのは当たり前のことです。
不安が出てきたときに、その不安を変なものだと思う必要はありません。
不安がある前提で考えることが大切です。
不安をなくそうとするのではなく、不安がある中でどうするかを考える。
そういう発想の転換が必要です。
不安は、危険を知らせるサインでもあります。
準備が足りないかもしれない、このままではまずいかもしれない、そういうことを教えてくれています。
だから、不安が出てきたら、それを無視するのではなく、何か準備できることはないか考えてみるのです。
ただし、不安が大きすぎて動けなくなっているときは、その不安に向き合いすぎない方がいい場合もあります。
不安のことばかり考えていると、不安はどんどん大きくなります。
そういうときは、少し距離を取ることも必要です。
不安を消そうとしなくていい
不安を消そうとすると、かえって不安は大きくなります。
不安を感じている自分に対して、そんなふうに思ってはいけない、もっと前向きにならなきゃ、と思うと、余計に苦しくなります。
無理に前向きになろうとしなくていいのです。
不安を感じているなら、不安を感じていると認めてしまっていい。不安があってもいいのです。
不安を消そうとするエネルギーを、勉強に向けた方が、よほど建設的です。
不安はあってもいいから、今日はこれだけやろう、と考える方が、前に進めます。
発達障害のある人は、感情のコントロールが難しい場合があります。
不安を感じたら、その不安が大きくなりやすいのです。だから、不安を消そうとするより、不安があることを認めて、その中でできることをする方が、現実的なのです。
不安がある中でもできることを探す
不安があっても、できることはあります。大きなことはできなくても、小さなことならできるかもしれません。
行動を小さくする考え方が、ここでも大切になります。
例えば、今日は不安が強くて勉強ができないと思ったら、勉強という大きな行動ではなく、教科書を開く、という小さな行動にしてみます。
教科書を開いたら、1ページだけ見てみる。それだけでもいいのです。
小さな行動を積み重ねることで、少しずつ前に進むことができます。
一歩も進めないと思っていたのに、気づいたら少し進んでいた、ということが起こります。
不安が強いときは、ハードルを下げることが大切です。
普段できることの半分でいい、いや、3分の1でもいい。そう考えることで、行動に移しやすくなります。
行動することで、不安が少し和らぐこともあります。
何もしないで不安を感じているより、何か少しでも行動した方が、気持ちは楽になります。
自分に合った勉強の形を作っていくために

毎日同じ調子でなくていい
受験勉強は、毎日同じ調子で進めていかなくても大丈夫です。
調子がいい日もあれば、悪い日もある。それを前提にして、計画を立てることが大切です。
波があることを認めることで、調子が悪い日に自分を責めなくて済みます。
今日は調子が悪い日だから、軽めの勉強にしよう。そう考えられるようになります。
発達障害のある人は、調子の波が大きい傾向があります。
だから、毎日同じペースで、という考え方は、向いていません。
波があることを前提に、その日その日でやることを変えていく方が、うまくいきます。
調子がいい日は、少し頑張る。調子が悪い日は、最低限のことだけやる。この緩急が、長く続けていくコツです。
少しずつ整えていけばいい
受験までの勉強は、今からでも間に合います。
今が完璧でなくても、これから少しずつ整えていけばいいのです。
今からでも間に合う、という考え方は、とても大切です。
もう遅い、と思ってしまうと、やる気がなくなります。
でも、まだ間に合う、と思えれば、今日からできることを考えられます。
受験までの時間は、人によって違います。
でも、どんな人にも、今日という日があります。
今日できることをやる。明日も、明日できることをやる。その積み重ねが、受験までの準備になります。
完璧な計画を立ててから始めようとすると、いつまでも始められません。
完璧でなくてもいいから、今日から始める。それが大切です。
受験までの時間の積み重ね方
受験までの時間は、一日一日の積み重ねです。
一日でできることは小さくても、それが積み重なれば、大きな力になります。
一日一日をどう過ごすかを考えることが、受験勉強の基本です。
今日は何をするか、明日は何をするか。そうやって、一日ずつ考えていきます。
受験まで全体を見ると、やることが多すぎて不安になります。
でも、今日一日だけを見れば、やることは限られています。
今日できることをやる。それだけを考えていけばいいのです。
発達障害のある人は、長期的な見通しを立てることが苦手な傾向があります。
だから、長期計画よりも、一日単位で考える方が向いています。
今日は何をするか、それだけに集中する。そうすることで、不安も小さくなります。
一日一日は、完璧でなくてもいいのです。
できない日があってもいい。大切なのは、続けることです。
続けていれば、少しずつでも前に進んでいきます。
まとめ
受験が近づいて不安になるのは、特別なことではありません。
多くの人が感じることであり、特に発達障害のある人は、脳の働き方の特性として、不安を感じやすい傾向があります。
不安があると、勉強が進みにくくなります。頭が疲れやすくなり、何から手をつけていいか分からなくなります。
でも、それは努力が足りないからではなく、不安によって脳が疲れているからです。
勉強は、一つのやり方にこだわる必要はありません。
考える勉強と見て確認する勉強を分けて、その日の状態に合わせて選んでいくことができます。
できない日があっても大丈夫です。
不安が強い時期は、一日の中でやることを少なく決めて、勉強時間より中身を意識して、今日はここまででいいと決めておくことが大切です。
受験前の勉強では、苦手を全部なくそうとしなくていいこと、分かっていることを確認することも大切な勉強であること、点につながりやすいところを意識することが重要です。
不安が出てきたときは、その不安を消そうとするのではなく、不安がある中でもできることを探していきます。
行動を小さくすることで、動きやすくなります。
自分に合った勉強の形を作っていくために、毎日同じ調子でなくていいことを認めて、
少しずつ整えていけばいいと考えて、一日一日を大切に積み重ねていきます。
受験までの時間は、一日一日の積み重ねです。完璧を求めず、できることを少しずつやっていく。それが、不安がある中での勉強の組み立て方です。
この記事を読んで、少しでも気持ちが楽になり、今日からできることが見えてきたなら、それはとても大きな一歩です。
発達障害・グレーゾーン専門の
オンライン家庭教師のソウガク
発達障害・グレーゾーンのお子様の特性を理解しながら、スモールステップで自信をつけるオンライン家庭教師のソウガク。
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