冬休みなのに落ち着かないのはなぜ?発達障害のある中学生が感じやすい不安の理由とは
冬休みが始まったのに、なんだか気持ちが落ち着かない。
学校がない日々なのに、むしろ前より不安を感じてしまう。
そんなふうに感じている人は、決して少なくありません。
冬休みは本来、ゆっくり休む時間のはずなのに、なぜか心が休まらないことがあります。
特に発達障害のある中学生の場合、周りが楽しそうにしているなかで、自分だけが違和感を抱えているように感じることもあるでしょう。
この記事では、冬休みに落ち着かないと感じる理由について、発達障害の特性とどう関わっているのかをていねいに見ていきます。
理由が分かると、少しだけでも気持ちが軽くなることがあります。
自分を責める必要はまったくないということを、まず最初にお伝えしたいと思います。
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目次
冬休みなのに落ち着かないと感じるのはなぜ?

冬休みは学校が休みになる期間です。
でも、学校がないからといって、すべての人が自動的にリラックスできるわけではありません。
むしろ、学校という枠組みがなくなることで、不安を感じやすくなる人もいます。
学校がないのに気持ちが休まらない理由とは
学校がある日は、毎日のスケジュールがほぼ決まっています。
朝は何時に起きて、何時に家を出て、何時間目に何の授業があるか。すべてが事前に分かっているため、頭の中で予測を立てやすい状態です。
ところが冬休みに入ると、こうした決まったスケジュールがなくなります。
何時に起きてもいいし、何をしてもいい。
一見すると自由で良さそうに思えますが、発達障害のある人にとって、この「決まっていない状態」が不安の種になることがあります。
予定がはっきりしていないと、次に何が起こるのか予測できません。
予測できないことが続くと、頭の中が常に緊張した状態になり、休まる感じがしなくなることがあります。
また、学校があるときは「今日は学校に行く」という明確な目的がありました。
でも冬休みは、その目的がぼんやりしています。
目的がないことで、自分が何をすればいいのか分からなくなり、気持ちが宙ぶらりんになってしまうことがあります。
周りは楽しそうなのに自分は違うと感じてしまう
冬休みになると、友達や家族が「休みだね」「楽しもうね」と言います。
テレビやネットでも、冬休みは楽しいものだという雰囲気が漂っています。
でも自分は、そういう楽しさを感じられないことがある。
こうした状況では、「自分だけがおかしいのかもしれない」と思ってしまうこともあるでしょう。
周りと同じように感じられないことで、孤独を感じたり、自分を責めたりしてしまうかもしれません。
けれども、感じ方は人それぞれです。
休みの日に不安を感じることは、おかしなことではありません。
むしろ、環境の変化に敏感だからこそ、そう感じているのだと考えることもできます。
冬休みの不安は言葉にしにくい
冬休みに感じる不安は、具体的に何が不安なのかを言葉にすることが難しいことがあります。
「何となく落ち着かない」
「理由は分からないけどモヤモヤする」
という感覚です。
発達障害のある人のなかには、自分の気持ちを言葉にすることが得意でない人もいます。
不安の理由がはっきりしないまま、ただ心が重たくなっていく。そうすると、周りに相談することも難しくなります。
言葉にできない不安は、一人で抱え込みやすくなります。
そして、抱え込むことでさらに不安が大きくなっていく。
この悪循環が、冬休みの落ち着かなさを強めてしまうことがあるのです。
不安が「体」に出ることもある
冬休みの不安は、気持ちだけでなく、体にも影響することがあります。
お腹が痛くなったり、夜なかなか眠れなくなったり、食欲がなくなったり。
こうした体の変化として現れることもあるのです。
気持ちの不安が体の不調として出ることがあります。
不安を言葉にできないとき、体が代わりにサインを出しているのかもしれません。
朝起きるとお腹が痛い、でも学校がないのになぜだろうと不思議に思う。
夜、布団に入っても頭が冴えて眠れない。
いつもは食べられるご飯が、なぜか喉を通らない。
こうした症状が続くときは、心の不安が体に表れている可能性もあります。
もちろん、体調不良には他の原因もあるので、必ずしも不安だけが理由とは限りません。
でも、冬休みになってから体の調子がおかしいと感じたら、それは落ち着かない気持ちが関係しているのかもしれないと、少し考えてみてもいいかもしれません。
体の不調に気づいたら、無理をせず休むことも大切です。
体が「今は休んで」と伝えているのかもしれないませんよ。
発達障害のある中学生が不安を感じやすい仕組み

発達障害にはさまざまなタイプがありますが、共通して言えるのは、脳の情報処理の仕方に独自の特徴があるということです。
この特徴が、冬休みのような環境の変化に対して、不安を感じやすくする要因になることがあります。
一日の流れが決まっていないと落ち着きにくい
発達障害のある人の多くは、毎日の流れが一定であることで安心感を得やすいという特性があります。
これは、予測できる状態が脳にとって負担が少ないからです。
学校がある日は、時間割という明確な枠組みがあります。
何時に何をするかが分かっているので、心の準備ができます。
でも冬休みには、そうした枠組みがありません。
朝起きる時間も、食事の時間も、何をするかも、すべてが流動的です。
この「決まっていない状態」が続くと、脳は常に「次に何が起こるのか」を考え続けなければならず、疲れやすくなります。
また、一日の流れが見えないと、時間の感覚もつかみにくくなります。
「もう夕方なのにまだ何もしていない」と焦ったり、「今日は何をして過ごしたのか分からない」と不安になったりすることもあるでしょう。
先の予定が見えないことで不安が強くなる
冬休みは、夏休みほど長くはありませんが、それでも二週間前後あります。
この期間、毎日何をするのかが見えないと、不安が膨らみやすくなります。
発達障害のある人は、先の見通しが立たないことに対して、強い不安を感じやすい傾向があります。
「明日は何をするのか」「来週はどうなるのか」が分からないと、心が休まりません。
また、冬休みが終わったあとに待っている学校生活についても、考えてしまうことがあります。
新学期が始まったらどうなるのか。
宿題は終わるのか。
友達とうまくやっていけるのか。
こうした先のことを考えすぎて、今を楽しむことができなくなってしまうのです。
切り替えに時間がかかりやすい特性がある
「学校モード」から「休みモード」への切り替えには、時間がかかることがあります。
発達障害のある人は、気持ちの切り替えがスムーズにいかないことも多いでしょう。
冬休みに入っても、頭の中では学校のことを考え続けてしまったり、休んでいいという実感が湧かなかったりします。
体は休んでいても、心が休めていない状態です。
また、冬休みが終わって学校が始まるときも、同じように切り替えに時間がかかります。
休みモードから学校モードに戻るのに苦労するため、冬休みの後半になると「もうすぐ学校が始まる」という不安が強くなってくることもあります。
冬休み特有の環境が不安を強くする理由

冬休みには、夏休みとは違った特有の環境があります。
この環境が、発達障害のある中学生にとって、不安を感じやすい状況を作り出すことがあります。
寒さで体を動かしにくくなる
冬は気温が低く、外に出るのがおっくうになりやすい季節です。
体を動かす機会が減ると、エネルギーが発散されず、気分が沈みやすくなります。
発達障害のある人のなかには、体を動かすことで気持ちを整える人もいます。
運動することで、頭の中のモヤモヤがすっきりしたり、不安が和らいだりするのです。
でも冬は、寒さのせいで外で遊んだり運動したりすることが難しくなります。
家の中でじっとしている時間が増えると、体に溜まったエネルギーが発散できず、イライラしたり落ち着かなくなったりすることがあります。
また、寒さそのものが体にストレスを与えることもあります。
体が冷えると、気持ちも沈みやすくなります。
暖かい部屋にいても、外の寒さを意識するだけで、何となく気分が重くなることもあるでしょう。
外出や活動の機会が減りやすい
冬休みは、夏休みに比べて外出する機会が少なくなりがちです。
夏は海やプールに行ったり、外で遊んだりする機会がありますが、冬はそうした活動が限られます。
外に出ないことで、刺激が少なくなります。
新しい景色を見たり、いつもと違う場所に行ったりすることが減ると、毎日が同じように感じられて、退屈さを感じやすくなります。
退屈さは、不安を強める要因になることがあります。
何もすることがないと、頭の中で余計なことを考えてしまい、不安が膨らんでいくのです。
家にいる時間が増えて刺激が多くなる
外出が減ると、家にいる時間が長くなります。
家は安心できる場所ですが、同時に刺激が多い場所でもあります。
家族がいれば、その動きや声が聞こえます。
テレビの音、料理の匂い、暖房の音。家の中には、さまざまな刺激があふれています。
発達障害のある人は、こうした刺激に敏感なことが多いため、家にいるだけで疲れてしまうことがあります。
また、家にいると、家族との関わりも増えます。
家族との時間は大切ですが、一人の時間が少なくなることで、気持ちを休める時間が減ってしまうこともあります。
冬休みは、学校がない分、家で過ごす時間が増えます。
そのため、家の中の刺激にさらされ続けることになり、落ち着かない気持ちが強まることもあります。
夏休みと違って冬休みは気持ちの切り替えが難しい

冬休みと夏休みは、どちらも学校が休みになる期間ですが、その性質は大きく異なります。
冬休みには、夏休みにはない難しさがあります。
休みの期間が短く落ち着く前に終わってしまう
夏休みは、およそ一か月程度あります。
その長さがあるからこそ、最初の数日で気持ちを切り替えて、休みのリズムに慣れることができます。
でも冬休みは、多くの場合、二週間程度しかありません。
学校モードから休みモードに切り替わるのに時間がかかる人にとって、この期間は短すぎることがあります。
ようやく休みの感覚に慣れてきたと思ったら、もう新学期が近づいてくる。
落ち着く前に終わってしまうため、「休んだ」という実感が得られないまま、また学校が始まってしまうのです。
休んでいいのか準備すべきか迷いやすい
夏休みは長いので、前半はゆっくり休んで、後半に宿題をするという計画が立てやすいです。
でも冬休みは短いため、いつ休んでいつ準備すればいいのか、判断が難しくなります。
「今日は休んでいいのか、それとも宿題をすべきなのか」という迷いが、毎日のように頭をよぎります。
この迷いが続くと、休んでいても気が休まりません。
また、冬休みの宿題は、量が少ないこともあれば、意外と多いこともあります。
どのくらいの時間をかければ終わるのか見通しが立ちにくいため、不安が大きくなることもあります。
新学期がすぐ来ることへの不安
冬休みが終わると、すぐに三学期が始まります。
三学期は、学年の締めくくりの時期です。
成績のことや、次の学年に向けた準備のことなど、考えなければならないことが多くなります。
冬休みの後半になると、「もうすぐ学校が始まる」という現実が迫ってきます。
この現実が、休みの間ずっと頭の隅にあることで、完全にリラックスすることができないのです。
また、冬休み明けは、寒さがさらに厳しくなる時期でもあります。
朝起きるのがつらくなったり、学校に行くのが億劫になったりすることもあるでしょう。
そうした不安が、冬休みの間から始まっていることもあります。
年末年始ならではの出来事が影響することもある

冬休みには、年末年始という特別な時期が含まれます。
この時期には、普段とは違う出来事がたくさんあり、それが不安を強める要因になることがあります。
生活リズムが日によって大きく変わる
年末年始は、特別な日が続きます。
大晦日には夜遅くまで起きていたり、お正月には朝遅くまで寝ていたり。
普段とは違う生活リズムになることが多いでしょう。
発達障害のある人にとって、生活リズムの乱れは大きなストレスになります。
いつもと違う時間に起きたり寝たりすることで、体内時計が狂い、体調を崩しやすくなります。
また、日によって生活リズムが変わることで、予測が立てにくくなります。
「明日は何時に起きればいいのか」「今日は何時に寝ればいいのか」が分からないと、不安が強まります。
親戚や人と会う機会が増える
年末年始には、親戚が集まったり、家族で誰かの家を訪ねたりすることがあります。
普段会わない人と会う機会が増えるのが、この時期の特徴です。
人と会うことは、楽しいこともありますが、同時に疲れることでもあります。
特に発達障害のある人は、人との関わりに多くのエネルギーを使います。
初対面の人や、久しぶりに会う人との会話は、何を話せばいいのか分からなくて緊張します。
また、相手がどんなことを期待しているのかを読み取ることにも、エネルギーを使います。
こうした人との関わりが続くと、冬休みの間ずっと気を張っている状態になり、休んだ気がしなくなってしまいます。
気を使う場面が多くなりやすい
年末年始には、挨拶をしたり、お年玉をもらったらお礼を言ったり、食事のマナーに気をつけたりと、気を使う場面が増えます。
こうした社会的なルールやマナーは、発達障害のある人にとって、理解したり実行したりすることが難しい場合があります。
「こういうときはこうすべき」という暗黙のルールが分からなくて、不安になることもあるでしょう。
また、年末年始の集まりでは、周りの空気を読んで行動することを求められることがあります。
空気を読むことが苦手な人にとって、こうした状況は大きなストレスになります。
気を使う場面が多いと、常に緊張している状態が続きます。
この緊張が、冬休み全体の落ち着かなさにつながっていくのです。
音やにおい、会話の多さで疲れやすい
年末年始の集まりでは、普段よりも多くの刺激にさらされることがあります。
親戚が集まる家には、たくさんの人の声が響き、料理のにおいが漂い、テレビの音や笑い声が混ざり合っています。
発達障害のある人のなかには、音やにおい、光などの感覚刺激に敏感な人がいます。
こうした刺激が一度にたくさん入ってくると、頭の中が混乱して、疲れやすくなります。
普通の会話の音量でも、たくさんの人が同時に話していると、どの声に注目すればいいのか分からなくなることがあります。
料理のにおいも、一つ一つは問題なくても、いろいろなにおいが混ざると、気分が悪くなることもあるでしょう。
また、会話そのものも疲れる要因になります。
年末年始の集まりでは、いろいろな人から話しかけられたり、質問されたりすることが増えます。
「学校はどう?」
「部活は何をしているの?」
「受験は大丈夫?」
こうした質問に答え続けることは、想像以上にエネルギーを使います。
感覚的に疲れやすいことは、わがままでも気のせいでもありません。
脳がその刺激を処理するために、多くのエネルギーを使っているのです。
疲れたら、少し静かな場所で休むことは、とても大切なことです。
冬休みに不安が強くなりやすい子の共通点

冬休みに不安を感じる人には、いくつかの共通する特徴があります。
これらの特徴は、発達障害の特性と深く関わっています。
予定がはっきりしていないと不安になる
先の見通しが立たないことに対して、強い不安を感じる人がいます。
「明日は何をするのか」「来週はどうなるのか」が分からないと、落ち着けないのです。
こうしたタイプの人は、学校がある日のほうが安心できることがあります。
学校には、決まったスケジュールがあるからです。
でも冬休みには、そうした決まった予定がないため、常に不安を抱えることになります。
予定がはっきりしていないと、心の準備ができません。
心の準備ができないまま次の出来事が起こると、対応するのに多くのエネルギーを使います。
この繰り返しが、疲労感や不安感を強めていきます。
一人の時間が少なくなりやすい
冬休みは、家族と一緒に過ごす時間が増えます。
家族との時間は大切ですが、一人になれる時間が少なくなることで、ストレスを感じる人もいます。
発達障害のある人のなかには、一人の時間が必要なタイプの人がいます。
一人で過ごすことで、頭の中を整理したり、気持ちを落ち着けたりできるのです。
でも冬休みは、常に誰かが家にいる状態になりやすくなります。
自分の部屋にいても、家族の声や物音が聞こえてきて、完全に一人になれる時間が少ないため、気持ちを休める機会が減ってしまいます。
頭の中で考えすぎてしまう
することが少ないと、頭の中で色々なことを考えてしまう人がいます。
学校のこと、友達のこと、将来のこと。
考えが次から次へと浮かんできて、止まらなくなります。
発達障害のある人は、一度気になったことを、繰り返し考え続けてしまうことがあります。
この思考のループから抜け出すことが難しく、頭が疲れてしまいます。
冬休みは、時間があるぶん、こうした考えすぎが起こりやすくなります。
何もしていない時間が、かえって不安を大きくしてしまうのです。
落ち着かない冬休みをどう受け止めればいいか

冬休みに落ち着かないと感じることは、悪いことではありません。
それは、あなたの感じ方であり、大切にしていい感覚です。
ここでは、落ち着かない冬休みをどう受け止めればいいかについて、考えていきます。
無理に元気に過ごそうとしなくていい
「冬休みだから楽しまなければ」と思う必要はありません。
落ち着かないときは、落ち着かないままでいいのです。
世の中には、「休みの日は楽しく過ごすべき」という雰囲気があります。
でも、すべての人がそうできるわけではありません。
不安を感じながら過ごす休みがあってもいいのです。
無理に元気に振る舞おうとすると、かえって疲れてしまいます。
今の自分の気持ちを否定せず、「今はこういう気分なんだ」と受け入れることも、一つの過ごし方です。
何もしていない時間にも意味がある
「何もしていない」と感じる時間があっても、それは無駄な時間ではありません。
ぼんやりしている時間にも、意味があります。
頭の中では、いろいろなことが整理されているかもしれません。
体は、疲れを癒しているかもしれません。
何もしていないように見えても、内側では大切なことが起こっていることがあります。
冬休みは、何かを達成する期間でなくてもいいのです。
ただ過ごす。それだけでも十分です。
何もしていないことに罪悪感を感じる必要はありません。
落ち着かないときは静かな時間を選んでもいい
不安が強いときは、刺激の少ない環境を選ぶことも一つの方法です。
人と会うのがつらければ、一人で過ごす時間を増やしてもいいのです。
静かな部屋で、好きなことをする。音楽を聴いたり、本を読んだり、絵を描いたり。
自分が落ち着ける方法を見つけることが大切です。
また、家族に「今は一人でいたい」と伝えることも、悪いことではありません。
自分の気持ちを守ることは、わがままではなく、必要なことです。
冬休みは、周りに合わせて過ごす期間ではありません。
自分のペースで、自分が心地よいと思える過ごし方を選んでいいのです。
「落ち着かない」を点数化しない
「今日はどのくらい落ち着かなかったか」を測ろうとしなくても大丈夫です。
落ち着かない気持ちには、良い日も悪い日もあります。
それは自然なことです。
ある日は比較的穏やかに過ごせたのに、次の日は朝から不安が強い。
昨日できたことが今日はできない。
そんなふうに、日によって気持ちの波があることは、おかしなことではありません。
「昨日より良くなっているか」「前よりマシになっているか」と比べる必要もありません。
落ち着かない気持ちは、右肩上がりに改善していくものではなく、波のように上がったり下がったりするものです。
今日が特に落ち着かない日だったとしても、それは「悪化している」わけではありません。
ただ、今日がそういう日だっただけです。
明日はまた違うかもしれないし、同じかもしれない。それでいいのです。
自分の気持ちに、点数をつけたり、評価をしたりしなくていい。
ただ「今はこんな感じなんだな」と受け止めるだけで十分です。
落ち着かない日があっても、それはあなたが悪いわけではないということを、忘れないでくださいね。
まとめ
冬休みに落ち着かないと感じることは、おかしなことではありません。
特に発達障害のある人にとって、学校という枠組みがなくなることや、予定が見えないこと、生活リズムの変化などが、不安を強める要因になります。
周りが楽しそうにしているなかで、自分だけが違う感じ方をしていると思うかもしれません。
でも、感じ方は人それぞれです。
冬休みを楽しめなくても、それはあなたがおかしいわけではなく、特性がそう感じさせているだけです。
冬休み特有の寒さや、年末年始の特別な出来事、休みの期間の短さなども、不安を強くする理由になります。
こうした理由が分かるだけでも、少しは気持ちが楽になるかもしれません。
無理に元気に過ごそうとする必要はありません。
落ち着かないときは、静かに過ごす時間を選んでもいいでしょう。
何もしていない時間にも意味があります。
自分のペースで、自分が心地よいと思える過ごし方を見つけていくといいでしょう。
冬休みに不安を感じるのは、自分だけではありません。
理由が分かれば、少しずつでも受け止め方が変わっていくこともあります。
焦らず、自分の気持ちを大切にしながら、この期間を過ごしていってくださいね。
発達障害・グレーゾーン専門の
オンライン家庭教師のソウガク
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